ヘレンド (HEREND) シノワズリ PFNB 黒地白梅 ティーカップ & ソーサー 3364
083603

161,700円(税込)

購入数

生産国 ハンガリー (Made in Hungary)
素材 磁器(Porcelain)
サイズ <カップ> 直径 8.7cm / 高さ 6.5cm / 容量 200ml
<ソーサー> 直径 14.1cm / 高さ 3.7cm
ブランドボックス 付属しておりません
商品につきまして 商品は1点ずつ手描きのため個体差があり、同型番の商品であってもお届けする商品が画像と異なる場合がございます。
絵柄、モチーフの違い、位置等、一点物の為、予めご了承くださいませ。
イメージ画像の食器以外の装飾品、カトラリー等はディスプレイ用です。
商品に付属いたしませんので予めご了承いただきますようお願い申しあげます。

地の黒と白梅のコントラストが美しく、東洋の気品あふれるシリーズ

約170年前の中国伝統陶芸の一つ「魚藻文」をモチーフとしたシリーズ。
「魚藻文(ぎょそうもん)」は財産が余る・子孫繁栄という吉祥の文様です。
東西文化が交流するハンガリーに拠点を置くヘレンドには、東洋の文様をアレンジした素晴らしい作品が数多くあり、 中でもシノワズリ(中国趣味)様式はヘレンドの代表作。
黒と白梅のコントラスト、ふんだんに施された金彩のコントラストが美しいヘレンドの逸品。取っ手のモチーフは緑のトカゲ。熟練した職人の手により一つ一つ丁寧に作られています。
マスターペインターのサイン入り。

貴族たちがあこがれたシノワズリ(中国趣味)

シノワズリはヘレンドの得意とするシリーズです。
オリエンタルな雰囲気を醸し出すデザインが印象的。取っ手部分やポットのつまみなどに中国の清朝の官吏(マンダリン)や生き物のモチーフが施されているのが特徴です。
中国趣味(シノワズリ)は17世紀後半から18世紀後半にヨーロッパで流行した美術様式。
インド航路がヴァスコ・ダ・ガマによって開拓され、15世紀に絹織物や陶磁器が中国から輸入されると、そのエキゾチックな魅力から、大きな流行となりました。 19世紀以降もヘレンドは多彩なシノワズリ作品を生み出しています。

世界最高峰の絵付け

ヘレンドはヨーロッパ貴族の間で昔から愛用されているブランド。
ヴィクトリア女王、ハプスブルグ家、ロスチャイルド家などヨーロッパの名門と呼ばれる 上流階級の間でも親しまれる理由は、世界最高峰の手描きの絵付けです。
1826年、ハンガリーの首都ブダペストから車で2時間程の場所にあるヘレンド村で、ヴィンツェンツ・シュティングル(Vinzenz Stingl)がヘレンドを創業。
焼き物の盛んだった地帯であり、16世紀からマヨルカ陶器の産地としても知られ、シュティングルは質の高い磁器生産に向けて試行錯誤し、フィッシェル・モールが1839年に引き継ぎ、発展させ、現在の基礎を築きました。
その頃ヘレンドの顧客はハンガリーの貴族が主でしたが、1842年にはヘレンド磁器製造所として帝室、王室御用達と承認され、皇帝フランツ・ヨーゼフの庇護を受けます。
その後、世界万国博覧会の舞台でヘレンドの名声が世に轟く事となりました。

絵付けは全てが手描き

ヘレンドの商品は一流ペインターの手描きで描かれ、商品一つ一つ絵の位置・色・形等が異なり、 たとえ同じシリーズの同じ商品であっても世界に二つと全く同じ物のない逸品です。
ペインターの個性をご堪能ください。