生産国 |
ハンガリー(Made in Hungary) |
素材 |
磁器
(Porcelain) |
サイズ |
<カップ> 直径 8.7cm / 高さ 6.5cm /容量 200ml
<ソーサー> 直径 14.1cm / 高さ 3.7cm |
ブランドボックス |
付属しておりません |
商品につきまして |
商品は1点ずつ手描きのため個体差があり、同型番の商品であってもお届けする商品が画像と異なる場合がございます。
絵柄、モチーフの違い、位置等、一点物の為、予めご了承くださいませ。 |
※ |
イメージ画像の食器以外の装飾品、カトラリー等はディスプレイ用です。 商品に付属いたしませんので予めご了承いただきますようお願い申しあげます。 |
ヘレンドの得意とするシノワズリ(中国趣味)
ヘレンド磁器の各種シリーズの中で、1879年代ごろから現れてくる「西安の黄」「西安の黒」などの西安シリーズは、その名が意味するように、中国の雰囲気を持ったデザインです。
しかし、これらと完全に一致するような中国陶磁は見当たらず、ヘレンドのデザイナーが創出しました。
碗などの把手のデザインに傘をかぶった中国風の人物(マンダリン)をつけたシリーズは、ヘレンド磁器のシノワズリーを代表するものとなっています。
世界最高峰の絵付け
ヘレンドはヨーロッパ貴族の間で昔から愛用されているブランド。
ヴィクトリア女王、ハプスブルグ家、ロスチャイルド家などヨーロッパの名門と呼ばれる 上流階級の間でも親しまれる理由は、世界最高峰の手描きの絵付けです。
1826年、ハンガリーの首都ブダペストから車で2時間程の場所にあるヘレンド村で、ヴィンツェンツ・シュティングル(Vinzenz Stingl)がヘレンドを創業。
焼き物の盛んだった地帯であり、16世紀からマヨルカ陶器の産地としても知られ、シュティングルは質の高い磁器生産に向けて試行錯誤し、フィッシェル・モールが1839年に引き継ぎ、発展させ、現在の基礎を築きました。
その頃ヘレンドの顧客はハンガリーの貴族が主でしたが、1842年にはヘレンド磁器製造所として帝室、王室御用達と承認され、皇帝フランツ・ヨーゼフの庇護を受けます。
その後、世界万国博覧会の舞台でヘレンドの名声が世に轟く事となりました。
絵付けは全てが手描き
ヘレンドの商品は一流ペインターの手描きで描かれ、商品一つ一つ絵の位置・色・形等が異なり、 たとえ同じシリーズの同じ商品であっても世界に二つと全く同じ物のない逸品です。
ペインターの個性をご堪能ください。