生産国 |
ハンガリー(Made in Hungary) |
素材 |
磁器(Porcelain) |
サイズ |
直径 18.5cm / 高さ 2cm |
ブランドボックス |
付属しておりません |
商品につきまして |
陶磁器の製法上ピンホール(針穴のような凹み)、スタンプの滲み、糸尻の欠け、色とび、黒点、線傷、突起、ざらつき、濃淡、黒点がある場合がございますが不良商品ではございません。
上記理由の返品交換は承ることが出来ませんので、予めご了承くださいませ。 |
どこか和を感じさせる、縁起の良いモチーフ
朱色地と金彩菊文様のコントラストが印象的なシリーズ。
どこか和を感じるデザインで、漆器とも相性がよさそうです。
菊は邪気を払うといわれ、縁起物としても有名、国花でもあります。
貴族たちがあこがれたシノワズリ(中国趣味)
シノワズリはヘレンドの得意とするシリーズ。
中国の雰囲気を醸し出すデザインが印象的で、取っ手部分やポットのつまみなどに、傘を被った中国の清朝の官吏(マンダリン)のモチーフが施されているのが特徴です。
中国趣味(シノワズリ)は17世紀後半から18世紀後半にヨーロッパで流行しました。
インド航路がヴァスコ・ダ・ガマによって開拓され、15世紀に絹織物や陶磁器が中国から輸入されると、そのエキゾチックな魅力から、大きな流行となりました。
19世紀以降も、ヘレンドは文化の混じるハンガリーより、多彩なシノワズリ作品を生み出しています。
世界最高峰の絵付け
ヘレンドはヨーロッパ貴族の間で昔から愛用されているブランド。
ヴィクトリア女王、ハプスブルグ家、ロスチャイルド家などヨーロッパの名門と呼ばれる 上流階級の間でも親しまれる理由は、世界最高峰の手描きの絵付けです。
1826年、ハンガリーの首都ブダペストから車で2時間程の場所にあるヘレンド村で、ヴィンツェンツ・シュティングル(Vinzenz Stingl)がヘレンドを創業。
焼き物の盛んだった地帯であり、16世紀からマヨルカ陶器の産地としても知られ、シュティングルは質の高い磁器生産に向けて試行錯誤し、フィッシェル・モールが1839年に引き継ぎ、発展させ、現在の基礎を築きました。
その頃ヘレンドの顧客はハンガリーの貴族が主でしたが、1842年にはヘレンド磁器製造所として帝室、王室御用達と承認され、皇帝フランツ・ヨーゼフの庇護を受けます。
その後、世界万国博覧会の舞台でヘレンドの名声が世に轟く事となりました。
絵付けは全てが手描き
ヘレンドの商品は一流ペインターの手描きで描かれ、商品一つ一つ絵の位置・色・形等が異なり、 たとえ同じシリーズの同じ商品であっても世界に二つと全く同じ物のない逸品です。
ペインターの個性をご堪能ください。