パラティッシのデザイナー、ビルガー・カイピアイネン(Birger Kaipiainen)は、
フィンランドでは陶磁器界のプリンスと賞賛され、
国境を越え多くの人に愛され続けています。
パラティッシの鮮やかな絵柄は、自然が持つ様々な色の移り変わりを
全体に表現しています。
その絵柄は夏の花が冬の美しさへと変貌を遂げていく姿のようです。
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パラティッシはアラビア社の社長のご息女、ビルギッタ(Birgitta)が
アート作品で既に著名であったカイピアイネンに「食器を作ってほしい」と願い続け、
1969年にデザインされた念願のエピソードを持つシリーズです。
フィンランド語で楽園を意味するパラティッシには、
カイピアイネンのアート作品にある楽園のモチーフを食器に描き、
最適化した芸術作品でもあります。
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