生産国 |
フランス
(Made in France) |
素材 |
クリスタルガラス(lead glass) |
サイズ |
口直径 7.3cm / 高さ 23cm / 奥行き 10cm |
ブランドボックス |
付属しております |
商品につきまして |
光にかざすと見える程度の傷、気泡、凹み、歪み、重量個体差が生じる場合がございますが、クリスタル製品の製法上、不良商品ではございません。
返品・交換の対象外となります。
メーカー検品を通過した商品ですので、予めご了承くださいませ。 |
エレガントとモダンが融合したシリーズ―100POINTS―
100ポイントシリーズは、世界でもっとも著名なワイン評論家ジェームズ・サックリングの知識とラリックの伝統的な洗練された美が融合して生まれたコレクション。
アール・デコの佇まいと、エレガントながらモダンなデザインは現代のテーブルシーンにも調和する、実用的なアイテムです。
また、ステムにはラリック作品の特徴でもある、“サティナージュ”技法もあしらわれており、ラリックの魅力を充分に感じることができます。
ラリックの魅力は伝統的サティナージュ
ラリック社は1926年、アール・ヌーヴォーがトレンドのパリで
“ルネ・ラリック(Rene Lalique)”により設立されました。
アール・ヌーヴォーとは19世紀末から20世紀初頭、
ヨーロッパを中心に開花した美術革命的な運動で“新しい芸術”を意味します。
ルネ・ラリックは20世紀初頭にフランス・アルザス地方の
ヴィンゲン=シュール=モデールに工場を建設して以来、
多種多様な加工技術を開発し、一流の職人を育成。
クリスタルの原材料となる坩堝作りにおいても
専門の職人を配置する徹底した手作業の工程は、
現在でも継承されており、1脚のグラスであっても
10人以上の工程を経て製造されます。
ラリックの特徴の一つである曇りガラスは、
フランス語で“サティナージュ”と呼ばれる
歴史ある伝統的な艶消し(フロステッド)加工技法で、
光はガラスを透過せず、一体化した優しい輝きを生み、
世界最高峰の逸品の彩りが完成します。
創始者ルネ・ラリック(1860-1945)
ラリック社の創立者ルネ・ラリックは“モダンジュエリーの先駆者”と
称賛されたアール・ヌーヴォーの宝飾工芸を代表する職人であり、
後にガラス工芸に転向してアール・デコも牽引した工芸家。
世界的ブランド“カルティエ、ブシュロン”などの宝飾デザインも手がけました。
1860年にシャンパーニュ州に生誕し、
パリとロンドンで装飾工芸を習得し、1885年からアール・ヌーボー様式で名高いジュエリー作品を次々に発表します。
宝飾デザインの世界に革命的な変革をもたらし、
1900年の“パリ万国博覧会”でその名は世界的に有名となり、
5年後には老舗ジュエラーのひしめくヴァンドーム広場24番地に店を構え、
当時のラリックは最先端のモダンジュエリーの代名詞と言われました。
ヴァンドーム広場 (Place Vendôme)
1907年には香水商フランソワ・コティの依頼を受け、香水瓶をデザイン。
繊細で美しい香水瓶を量産する事に成功すると、
ルネ・ラリックのデザインした香水瓶は世界中の女性の憧れとなり、
ラリックはガラス工芸の道を歩み始めました。