ナハトマン (Nachtmann) | スカルプチャー
左奥:ナハトマン (Nachtmann) | ボサノバ スクエアプレート14cmペア
左手前:クチポール GOAブルー/ブラック
ナハトマンは将来性のあるデザイナーを発掘し、その可能性を最大限に広げる育成事業というものを
行っている稀なグラスメーカー。
その一環として『Next Generation ーデザインスクール・プロジェクトー』というプロジェクトを行っており、
ブランドのプロダクトに反映しています。
スウェーデンの芸術工芸大学の美大生、アフメット・ウスル氏は新シリーズ『SCULPTURE』を制作。
彫刻(スカルプチャー)のような佇まいが魅力のシリーズです。
氷の塊を彫って作り上げたアートピースのようなデザインが素敵なグラスたち。
ナハトマン (Nachtmann) | スカルプチャー タンブラー(365ml)
光が入ることで氷のように輝きを放つ部分、そして中が見えるクリアな部分の2つがアシンメトリーにデザインされています。
氷山のような凛とした力強さも感じられるデザインが様々なテーブルシーンを演出します。
ナハトマン (Nachtmann) | スカルプチャー ロングドリンク420ml
あえて「未完成」のように見える複雑な形状は、光の反射を利用。
完成されたパーツの完璧さとその鮮やかな光の反射とともに、モダンで非凡なデザインに仕上がっています。
365mlのタンブラーと420mlのロングドリンクの2サイズ。
ナハトマン (Nachtmann) | スカルプチャー タンブラー
中に注ぐドリンクでも印象が変わるのも面白いポイント
ナハトマン(Nachtmann)は1834年ドイツのバイエルン地方で誕生したグラスウェアブランド。
現在はオーストリアの有名ワイングラスメーカー、リーデル(RIEDEL)の傘下に入り、高い技術と伝統の職人技、最先端の製法で多様なグラスウェアを生み出しています。
全ては良質な材料を厳選するところから始まります。
クリスタルガラスは、珪砂(SiO2)・カリウム・ソーダ灰から成るガラスの主成分に、 酸化鉛(PbO)を添加して形成される鉛ガラスの一種。
この珪砂や石灰石は数百年前の地層に含まれていることが多く、そこから掘り出されます。
これらの材料により透明度と屈折率が高まり、水晶(クリスタル)のように輝く透明なガラスになることから、 通称として“クリスタル”と呼ばれます。(参考:Wikipedia)
クリスタルの輝きと重量感は高級感があり、食卓を鮮やかに彩ります。
2001年には、クリスタル業界では初のISO O14001とISO 50001(環境マネジメントシステムの認証)を取得。
ナハトマンの最先端の工場では、電気を使った炉で原料を溶解する方法を取っていますが、この手法はガラス製造技術の中で最も環境にやさしい方法です。
また、グラスウェア製品のブランドBOXも100%リサイクルできるものが使われています。
梱包材については、環境に配慮した取引先のものしか使わないという徹底ぶり。こういうところからもドイツらしさが感じられます。
ヨーロッパの中でもとりわけ環境意識の高いドイツにおいて、ナハトマンは高く評価されているのも頷けます。
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