インペリアルポーセリン コバルトネット コーヒーカップ&ソーサー 140ml
411003

11,000円(税込)

購入数

生産国 ロシア(Made in Russia)
サイズ <カップ> 口直径 7.5cm / 高さ 6cm / 容量 140ml
<ソーサー>直径 11.5cm / 高さ 2cm
ブランドBOX 付属しておりません
※製法上の注意 細かい模様、線傷、突起、濃淡、黒点、金彩の擦れなどが存在する場合がございますが、メーカー検品を通過したA級商品でございます。 
上記理由の返品交換は承ることが出来ませんので、予めご了承くださいませ。
また、バックスタンプの近くにいくつか『点』がある場合がございますが、こちらは点の位置によって、職人がどのパートを作ったのかを示す、ブランドの管理上のもので不良ではございません。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。

インペリアルポーセリンを代表するシリーズ

コバルトネットは、インペリアルポーセリンを代表するシリーズ。
女帝エカテリーナ2世に献上されたディナーセットからインスピレーションを受け、制作されました。
気品を漂わせながらも、個性あふれるデザインは、1958年にはブリュッセル万国博覧会にてグランプリを受賞しました

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インペリアルポーセリンはロシアで1744年に誕生したロシア最古の窯です。
ロマノフ王朝の時代から現代まで、個性的でありながら気品ある作品を生み出し続けています。
インペリアルポーセリンは1744年にロシア皇帝ピヨートル大帝の娘、エリザベートの命により、皇帝のための専属磁器工場としてサンクトペテルブルクに設立されました。
現在270年以上の歴史を持ちます。

インペリアルポーセリンの歴史

18世紀後半、エカチェリーナ女帝の時期に、この磁器工場は最盛期を迎え、1765年には「帝国磁器工場」と呼ばれるようになり、そのころにはサンクトペテルブルグの冬宮殿宮をはじめ、ツァールスコエ・セローに設けられたエカテリーナ宮殿などの、ほとんどの晩餐会に、用いられていました。
19世紀になって、ベルリン王立磁器製陶所やセーヴル焼き工場からも技術者が招かれ、またリモージュ焼きのカオリナイトも使われるようになります。

そして、20世紀に入り、ソビエト時代には、ロシア科学アカデミーに属していた時代があり、科学者の大先輩であるロモノソフにちなんで、「レニングラード・ロモノソフ磁器工場」と改名もされました。
1993年以降にはロシア連邦共和国の陶磁器として世界に作品が紹介され、アメリカや日本へ輸出を開始するようになり、今まで博物館でしか鑑賞することしかできなかった作品が、庶民にも手軽に手に入るようになりました。
2005年には、ソビエト時代の皇帝の名を冠した『インペリアルポーセリン』の名に戻り、現在は、ポーセリンやボーンチャイナなど様々な材質を使い、ドイツ、サンクトペテルブルクにてティーセットやフィギュリンなど3000に及ぶ製品を作り出しています。

インペリアルポーセリンのロゴの秘密

真ん中のマークはロシアの紋章で、 1744という数字は創業の年です。
ST.PETERBURGSとはサンプトペテルブルグで作られている証明であり、筆記体上段にはシリーズ名(こちらでは『Shéhérazade Palace』)は書かれています。
筆記体下段は、作者の名前で、絵付けした人の名前が署名され、
7864/2019というのは、7864←パーソナルIDナンバー、つまり職人のID番号。
2019←作成年になります。
ロシア語なので、キリル文字という文字が使われています。
バックスタンプの後に、ポツポツと点があり、点の位置によって、職人がどのパートを作ったのか分かるようになっているそうです。
1200名以上の職人がいる為、各職人が付ける点の色と書き方が存在するようで、品質管理の為にこのような印が必要になっております。